コーヒーの飲み方

 お客さんのコーヒーの飲み方を観察する。
砂糖、フレッシュクリームを入れる人…70%
砂糖だけを入れて飲まれる人…5%
フレッシュクリームだけを入れて飲まれる人…10%
ブラックで飲まれる人 …15%
と言う具合になる。

 最近では、タバコを吸われる人が少なくなって来た。
お客さんの来られる層...婦人が多い、男性が多い、若い人達等.. にもよるが、20〜30%のお客さんが喫煙されている。意外に 吸われない人が多い。

 一番気にしておられるのが、砂糖の入れ方です。
無神経にガバッとたくさん入れられるお客さんは少なくなった。
非常に神経を使って、入れる量を調整しておられる人を良く見かける。
昔は一人前7gと推定したのですが、最近は5gを切っている。

 コーヒーの一番美味しい処は、10分ほど経過して体温に近い熱さに なり、砂糖,フレッシュが程よく混ざって、ホロ苦い、香ばしい味が 浮いて出てくるのが一番であると思う。
ところが、最後の方を少し残してお帰りになる人が多い。最後の一番 美味しい処を放置されるのであるから、これは良くないのを提供したと 恐縮する訳であるが、結果は違うらしい。
最後まで飲み切るのは、ハシタナイと思っておられる様に思える。
奥ゆかしい日本文化?なのかも知れません。