新人はマニュアルに忠実に!

 コーヒーを作るのにマニュアルを守る・・・温度を守る・・・ という事は、至上命令です。では、野球の打つマニュアルがあるとして、 イチローに守らせるか?松井は? コーヒー作りに、新人が古老の作り方を見て、文句を付ける筋合い ではないと思う。キチンとした基本形ができるまで、勝手に加工修正は、 本人の為にも皆の為にも良くないと思う。少なくとも10万杯の提供を した人でないと、イチローや松井のバッティングはできないし、しては いけない事であると思う。 相手投手が150kmを投げる、150kmの剛速球を投げてくる・・・ その非常識に打ち勝つためには、イチローが考え、松井が考えた打ち方を 認めることができる。100〜120kmのヘナヘナ球を投げてくる草野球 で、イチローや松井の真似をしては良いバッティングができない。正当な 打ち方があるのではないか?素人が外から眺めて、横で眺めて、オカシイ? と首を振るのか?格好良いと物真似をするのか?である。 多分良い監督は基本に忠実であり、イチローの真似を許さないでしょう。 マニュアルとは基本に忠実にさせる事であると思う。 問題はそれ以降にある。多忙な中でしごかれて、ある方法を創りだし、 美味しいのを短時間で作る方法を考えたのであれば、良いと思う。直球が 打てる、カーブが打てる、シンカーが打てるバッターに育ってくれるのが 有効であると思う。特にこの品、このコーヒーが美味しく作れ、且つ、 苦情が来ない、ほめられる、と云う結果であれば、良いのではないか?  美味しいのが一番!と思う。Tの真似をしよう!とする人、Mの真似を しようとする人、イチローの真似をしようとする人がいるが、個人が 特別な個性と方法で考えたのであり、余人が真似をしても同じ様には 行きません。その点を履き違え、格好良く真似をするのはダメです。 5年早い!と云うべきか?マニュアルを守る事にしがみついて、未だに 自分のコーヒーを作りきれていない人もいる。イチローや松井になれず、 平凡な野球人にしかなれない才能の人か???